2012年12月27日木曜日

Explorer #95


今年も残り僅かということで
今日は、僕がこの1年で気になった事柄でも書いてみようかと思います。

1、「Honest by.」

びっくりしましたね。これはホントに。
洋服の生産に関する情報をほぼすべて開示してます。
その上でお客様に選択してもらう潔さ。
1sinでやりたかったことの一つです。
正直“やられた”って思いました。
現状1sinではとてもできないので…
ブルーノ・ピータースさんは数年前日本のファッションメディアでもけっこう取り上げていて、
当時はミニマムで繊細な洋服をつくる人だなあ〜って感想でしたがお見それしました。

こちらで詳しく紹介してます
Greenz.jp


2、グレッグ・ローレン

こちらは「Honest by.」とはまた別の衝撃でしたね。
WISMのグランドオープンで瞬間的に購入を決めました。
ヴィンテージの生地や軍用テントなどを使用したリメイクアイテムが多いのですが、
価格を含めて、“やりきったドヤ感”に圧倒されました。
LIBERTINE、When The World Was Flatや初期のDuckie Brownみたいな
久しぶりにこういうブランドに出会いました。
そして、改めて『ブランド』ってこういうことだよねと思いました。
ま、そんなにたくさん欲しいという感じではないですけどね。

これだけモノが溢れている世界で人を惹き付けるのは何かを学んだ気がします。
手探りで1sinが被災地で活動していたり
飛騨高山で2ヶ月で1着しかつくれないジャケットに取り組んでいることが
“悪くはない”と思えた気がします。

3、Yahooオークションの新カテゴリ「スキル・知識」
たしか9月の頭頃に新設されたと記憶してるんですが
ついにヤフーがこの分野に手を伸ばしたか!と。
今のところメディアや消費者にもそんなに響いてない様ですが
この分野は今後大きくバケる可能性があると思っています。
下半期のヤフーの展開はベンチャー殺しかよと思ったりしてますが(笑

最後に
バリューチェーン指数(VCI)
これは僕のここ数年ずっと関心のある分野で
書き出すとものすご〜くながくなっちゃうんで
(東北での移動中の車内とかで語ってしまうことがあります…)
もし興味のある方はこちらのブログが読みやすいのでぜひ。
(「ハーバード・ビジネス・レビュー 2012年3月号」により詳しく掲載されてます)
語弊を恐れずに言うなら「ルールが変わるかもしれない」って事ですかね。

他にも色々とありますが
とりあえずこんなところでしょうか。

佐久間象山じゃないですが、
なんとなく30歳を越えてからはちょっと物事への視点が変わってきたという気がしています。

来年も全開で頑張りますので
皆さま、良いお年を!