2012年5月9日水曜日

One stitch one hope

皆様、すでにご覧になっていただけましたでしょうか?
1sinは「CAMPFIRE」にて刺繍シャツ等の生産費用の資金集めを行います。

CAMPFIREとはなんぞや?という方も多いでしょうから簡単に。
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)とは、
アイデアを実現するために必要な創作費用を、
そのアイデアに共感した家族・友人・知人そして多くの人々から少額からお金を募る事ができるクラウドファンディング型のプラットフォームです。
(以上HPより抜粋)
海外ではKickstarterなどで有名なインターネットを利用した資金集めの方法です。

今回1sinでCAMPFIREを利用しようと思った理由は2つあります。
1つは当たり前ですが資金集めのためです。
新興の小さなブランドにつきまとうのが「資金難」
大手アパレル企業のブランドやどこぞの石油王の息子でもなければ
常に“ひーひー”言いながら運営しています。
1sinもご多分に漏れずその口です…
それでも普通に運営する分には問題ありません。
CAMPFIREをご覧になっていただければ詳しく書いてありますが
今回プロジェクトで生産するシャツについては
通常の1.5~2倍程度の費用が掛かります。
今後も継続的な活動を行うためには資金の確保がなにより大事です。
“なら、やんなきゃいいじゃん”
ごもっともです!!
ただご縁があって被災地のお母さん達が生き生きと刺繍などをしているのを見ると
「続けなきゃいけない」と思ってしまうのです。
最近は報道でもあまり取り上げられなくなり
あるとしても復興頑張ってます!みたいな内容がほとんどです。
確かに復興は少しずつ進んではいると思いますが
街ごとなくなってしまった状態が1年ちょっとで復興するわけがないんです。

基本的に1年前と街の風景は変わってないです。
まだこんな感じです。


もともと昨年の時点で「やる」と決めたので
なにがなんでもやるんですけどね。

2つめの理由は上とも関連してるんですが
CAMPFIREに投稿することで
より多くの人にこのプロジェクトを知ってもらえればと思います。
“ひーひー”言ってるとは書きましたが
このプロジェクトには色々な可能性を感じていて
ビジネスとしても十分に魅力的だと思っています。
もし1sinで上手く行けば「ウチも」と思ってくれるブランドもあるかもしれません。
仙台市内に行くと復興ビジネスで一山当ててやろうなんて人達がたくさんいます。
「おしいそう」きっかけはそれでもいいと思います。
現地の人達には完璧に見抜かれますから。
とにかく、より多くの仕事が被災地の人達につながる可能性があります。
それは1sinとしても望むことなのでいくらでも手伝わせていただきます。

1sinはファッションソーシャルビジネスを活動理念に掲げていますが
ファッションで1番重要なのは
「かっこいい」「かわいい」だと思っています。
復興とつなげるとどうしても胡散臭く感じます。
もしかしたらファッションブランドしては致命的なことなのかもしれません。

1sinも「かっこいい」ことが1番大事です。
ここは譲れません。

どんなに偉そうなこと言ったって僕は吹いたら飛ぶ様な小さな服屋です。
出来ることより出来ないことの方が遥かに多いです。

「これ、かっこいいね」がたまたま復興の役に立っている
そうなればいいと思っています。

ずっと「支援」という言葉に違和感があって
今回は「応援」という言葉にしました。
復興!!と鼻息荒く声高にではなく
もっとニュートラルで肩の力を抜いて
現地のお母さん達と対話しながら進めていければと思います。

皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


あっ、最後に!
もしちょっとでも共感してもらえる部分がありましたら
皆さんの手で拡散して下さい。
リンク先の動画の下に拡散ツールがあります。
まず、多くの人に知ってもらう。そこからはじめたいと思います。



追記
さっそく拡散して下さった皆様、どうもありがとうございます!
本当は皆さん一人一人にお礼を言いたいのですが
ひとまずはこちらで失礼いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いします!